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揚げないトンカツ


 娘の試験期間は先週で終了、今日からまたふたりでお弁当作り。

 帰りにスーパーに寄ったら、カツ用の肉が安かった。100g98円。いつものコマ切れ肉と同じ単価。なのでもちろん買って帰る。

 揚げないカツは娘担当、野菜は父担当。逆でもいいよと娘は言うが、野菜炒める方が早くていいので丁寧にお断り。並んで調理。野菜の味付けは今日のつまみに買ってきた焼売のタレ。使わなかったので捨てようと思ったやつがたまたま手元にあっただけ。味付けはこれにでもしようかな、というと、身体に悪そうなものいっぱい入ってそう、と娘に言われる。それもそうかもと思って原材料をみると醤油と酢だけ。大丈夫そうだよということで採用。キャリーオーバーしてるかも知れないけどね、とぽそっと娘がつぶやく。それなに?。使われてる醤油の材料に入ってる可能性のこと。キャリーオーバーって言うんやな、でも量も少ないから今日はこれでいいかな。いいんじゃない。などと会話しつつ。

 もちろん、野菜炒めはすぐ終わったのだが、キャベツとインゲンを手早く炒めたため、果たしてインゲンにちゃんと火は通っているのか疑問多少。そのことを娘に話しながら、きっと宗教のひとならこういう時は「祈りましょう」って言うんだよな、などとジョークを口にしながら、細々とした片付けや洗い物を済ます。

 娘のカツはいい色に仕上がったが切ってみると微妙にピンクっぽいという。正直わたしには問題ないレベルに見えたし、予熱でもう少し火が通ると思うのだが、気になるからレンジでチンするという。ならば800w30秒でいいんじゃないとアドバイス。根拠はない。感覚でそんなもん。

 いい感じに出来上がり。

 玉子焼きも作らなきゃというので、カツを作ったスキレットと切ったまな板は自分で洗いなさいと言い渡し、そのほかはわたしが片付ける。全部わたしが片付けると教育上よろしくない。

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